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一杯、いかが?  作者: 気まぐれメイ


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モデルさんみたいになりたいお客様

本日のお客様。

顔が小さくて、おめめがぱっちりで、

手足もすらっと長くて、まるでお人形さんみたい。


そんな、とっても可愛くて、美しいお客様が来られたので、

店内のお客様方も、ソワソワしちゃう。

たくさんの目線で注目を浴びる中、

彼女は背筋を伸ばして、平然として、席に座っていた。


「お客様、とってもお綺麗で、羨ましいですわ。」

従業員の一人が、お客様と会話をしてみると、

どうやらこの方、将来モデルになりたくて、日々頑張っているんだそう。


「毎日、ほかのモデルさんをSNSとかで見て、

私も、運動とか食事とか、ちょっとずつですけど、頑張っているんです。」

そういったお客様の目は、とても真っすぐで、

揺ら気がみじんも見えなかった。

「応援していますね。」

マスターが力強く一言、声を掛けると、

お客様はその言葉に、さらに力強く頷かれたのでした。

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