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この町のネコ、やっぱりおかしい ー市立祢古小学校記録集ー  作者: 大西さん
第五部 静かなる浸食(2023年11月)
151/169

第152話 11月27日(月)28日(火)

11月27日(月)満月


月の出 午後5時


もはや人間の記録ではない


月が昇る。


大きな、金色の満月。


その瞬間、地下から歌声が響く。 祢古町だけではない。 あちこちから、同じ歌声が。


「にゃー、にゃー、にゃにゃー」


それは、喜びの歌。 再会の歌。 そして、始まりの歌。


月の光が、地上を照らす。 その光の中で、最後の人間たちも変わり始める。


もう、抵抗する者はいない。 みんな、理解したから。


これが、本来の姿だと。 これが、帰るべき場所だと。


11月28日(火)


新しい世界 朝


変化の完了


一夜明けて、世界は変わった。


いや、元に戻った。


地上には、もう人間はいない。 代わりに、月の民たちが暮らしている。


姿は様々。 完全な獣の姿の者。 人と獣の中間の者。 そして、もっと進化した者。


でも、みんな同じ仲間。 みんな、一つの意識で繋がっている。


祢古町から始まった物語は、 ここで一つの到達点を迎えた。


しかし、終わりではない。

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