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第141話 11月15日(水)
大規模な移動 深夜
複数の監視カメラ記録
深夜3時。 隣町の各所で、同時に動きが。
人々が、家から出てくる。 パジャマのまま、裸足で。 そして、全員が同じ方向へ歩き始める。
祢古町へ。
子供も、大人も、老人も。 ゆっくりと、でも確実に。
途中で我に返る者もいる。 「あれ?私、何してたんだろう」 しかし、多くはそのまま進む。
境界で立ち止まり、じっと町を見つめる。 そして、明け方には家に戻る。
翌朝、誰も覚えていない。 ただ、全員の爪が伸びている。
学校給食の変更 昼
隣町小学校の給食
献立の変更が相次ぐ。
「牛乳が余ります」
「肉料理も残されます」
「魚は足りません」
栄養士は困惑。 しかし、子供たちの要望は明確。
そして、気づく。 自分も、最近魚ばかり食べたい。 肉の匂いが、苦手になってきた。
「これは、何かの始まりかもしれません」 独り言のようにつぶやく。




