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第138話 11月12日(日)
特別調査団 午前
自衛隊の介入
ついに自衛隊が調査に入る。
化学防護部隊、完全装備。 しかし...
10時00分:進入開始
10時15分:「異常なし。ただし、生活反応あり」
10時30分:「地下への大規模な穴を発見」
10時45分:「...降りてみます」
11時00分:通信途絶
11時30分:部隊が自力で撤退 全員、無事。 しかし、誰も詳細を語らない。
隊長の報告書:
「見たものを、言葉にできません」
「ただ、脅威ではありません」
「むしろ...」 (ここで記述は途切れている)
日曜日の夕方 午後5時
教会の鐘が鳴らない
隣町の教会。 いつも5時に鐘が鳴る。
しかし、今日は鳴らない。 鐘つき係が、茫然と立っている。
「鳴らせないんです」
「なぜ?」
「...必要ない気がして」
代わりに、祢古町の方から音が聞こえる。 鐘の音ではない。 もっと原始的な、でも美しい音。
「にゃーん、にゃーん」
まるで、新しい時を告げる音のように。




