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この町のネコ、やっぱりおかしい ー市立祢古小学校記録集ー  作者: 大西さん
第五部 静かなる浸食(2023年11月)
137/169

第138話 11月12日(日)

特別調査団 午前


自衛隊の介入


ついに自衛隊が調査に入る。


化学防護部隊、完全装備。 しかし...


10時00分:進入開始

10時15分:「異常なし。ただし、生活反応あり」

10時30分:「地下への大規模な穴を発見」

10時45分:「...降りてみます」

11時00分:通信途絶

11時30分:部隊が自力で撤退 全員、無事。 しかし、誰も詳細を語らない。


隊長の報告書:

「見たものを、言葉にできません」

「ただ、脅威ではありません」

「むしろ...」 (ここで記述は途切れている)


日曜日の夕方 午後5時


教会の鐘が鳴らない


隣町の教会。 いつも5時に鐘が鳴る。


しかし、今日は鳴らない。 鐘つき係が、茫然と立っている。


「鳴らせないんです」

「なぜ?」

「...必要ない気がして」


代わりに、祢古町の方から音が聞こえる。 鐘の音ではない。 もっと原始的な、でも美しい音。


「にゃーん、にゃーん」


まるで、新しい時を告げる音のように。

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