第115話 10月16日(月)後期始業式
連休明けの登校 朝
校門前で見ていた用務員
連休明けの月曜日。
子供たちが、嬉しそうに登校してくる。
でも、その姿が...
夏服のはずなのに、なぜか毛皮のような質感。
いや、服の下に、本当に毛皮が?
そして、歩き方。
完全に、四つ足の歩行パターン。
二本足で立っているだけで、重心の置き方が獣のそれ。
でも、誰も違和感を持たない。
私も、持たなくなってきた。
これが、自然なのだと。
後期始業式 朝8時30分
体育館の光景
後期の始業式。
でも、もう人間の言葉は使われない。
全員で、あの歌を歌う。
「にゃー、にゃー、にゃにゃー」
それだけで、すべてが伝わる。
新しい始まり。 最後の一歩。 完成への道。
そして、全員が理解している。
10月28日の新月に、すべてが完成することを。
新しい授業 午前中
各教室の様子
後期最初の授業。
でも、もう教科書は開かない。
代わりに、もっと根源的な学び。
1年生:匂いの識別 2年生:音の聞き分け 3年生:群れでの動き方 4年生:夜の見方 5年生:狩りの基本 6年生:テリトリーの概念
人間の学問ではない。
でも、生きるために必要な知識。
本能に刻まれた、古い記憶を呼び覚ます授業。




