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4月29日 GW1日目

 外からは、いろんな声が聞こえる。ここら辺の住宅街は音が鳴るのかもしれない。もう、1時だというのにまったく眠気がおさまならならない。日差しがたくさん入っている中で、少しずつ

眠りから目を覚めす。俺の頭は朦朧としていて、体は鉛のように重い。その理由は、明確だ。昨晩、アイツらと夜遅くまで飲んでいたからだ。最終的に家に帰ってきたのは、朝の7時とか。そんな中でも、今から旅行だとか言っていた。さすが体力オバケだ。今市は、九州の方。森川は、アジアのどこかとか言っていた気がする。どうりで、俺が敵わないわけだ。無理矢理、納得させるしかなかった。

 徹夜で酒を飲みまくっていた。時間がたつにつれて、もう俺の意識はほとんどなかった。今、思い起こすと何をしていたのかとかいうくらい記憶がない。俺は、眠たい目をこすりながら、ローテーブルに突っ伏した。このままだと、再び眠り眠りそうだな。昨日のまだ酒が残っている気がした。頭がガンガンなって、頑張ろうという気すら起きない。しかも目の奥も痛みを感じる。さっきまで、ローテーブルの前に座っていたが、起き上がろうとすると、ふらふらとよろついてしまう。もう、体力がない証拠だ。まだ1日目だし、ベッドに戻り、もう一度眠ろうとした。

 普段なら、絶対やらないが今日ばかりは眠たくて仕方がなかった。俺は、部屋の中を歩き回りながら、スマホをチェックした。スマホは、大体SNSかゲームかサッカーしか見ない。特に、SNSはよくチェックしていた。俺は、見る専門だから、決してあげたりはしないけど、人がどういうことをしているかわかるから便利なものであった。ベットに入っただけでわかる。この暖かさ、まるで何日も眠っていないかのように寝れる気がしたのだった。時計をもう一度見ると、時間は午後1時45分を回っていた。もう、2時じゃねぇか。俺は、ここからどうしようか考えた。このまま寝続けてしまうと、再び夜寝れなくなる気がする。俺は、ベッドから起き上がろうとしたが、体が言うことを聞かなかった。

 やはり、体は素直だ。自分の意思や気持ちとは違うことをすると拒絶反応をする。俺は、ベッドに深く倒れ込み、早く寝なかったのかを後悔していた。よし、今から起きよう。今からでも、遅くないと言い続けて俺は動き始めた。何をするか考えながら、俺はベットから起き上がったのだった。みんなみたいに旅行するわけじゃないけど、楽しいGWにしたい。そう思ったのだ。


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