怖い夢
明けぬ四時に目が覚めた
外から聴こえる新聞配達
リリリ コロコロ虫の声
夢を見た リアルなソレ
困ったことに 覚えてる
夢はリアルに 怖かった
部屋は 娘時代の私の部屋
時間は 夜 布団で寝てた私
ゴトン オウ!オウオウ!
ええー!なんでやねん!
物音で目を覚ましたら
気配を察する それは
獣!でっかい凶暴熊の気配
それって人食い熊なんやわ
ええー!なんでやねん!
その部屋マンションやし
隣はお婆ちゃん住んでたし
夢の中では倉庫になってるし
夢の中では本棚の最上段の
背板に穴!あな!丸い穴!
そこから緑金色の目玉が!
それだけで熊ってなんでわかるねん
ええー!なんでやねん!
怖いし!目玉光ってるし!
オウオウ咆哮 ウロウロ気配
一頭じゃないんだな 夢だけに
起き上がり外を見ればベランダ
その前に 塗装工事の足場
そこから登ってきたんや
アカン!納得している私
眼下のアスファルトで演奏してる
ブラスバンド 吹奏楽部だ
なんで気が付かへんの
ええー!なんでやねん
熊の気配は バッチリと
今にも壁を突き破りそう!
怖いんですけどと思いつつ
これは夢だなと そうだなと
夢の中でツッコミを入れたら
目が覚めた。隣ではチワワ様が
ひっついて 丸くなって寝てる
あー、怖かったわ、熊!くま
これで二度目の熊の夢 前は
車を運転中に追いかけられた
怖い夢は誰かに話すといいと言う
なので できたてホヤホヤのネタ
ここに記しておこう。
神無月の朝 肌寒い夜明け前の空気が
隙間から忍び寄るヒヤリとした夜明け前