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あー死んだ

僕、田中虎雄たなかとらおは死んだ。


そう、あれは暑い日のことだった


〜〜〜〜〜〜〜〜〜



僕はいつも通り部活に行き、友達と体を動かし、最近の夜の〇〇について馬鹿みたいな話をし、可愛いマネージャーに見とれ、最後に筋トレをし、しごかれた体に鞭を打ってバイトに行くという、何気ない日常だった。


まさか、あんなことが起こるなんて、、、




バイト帰りの暗い道、街灯に照らされる1人の金髪の女の子が、道の反対から歩いてくるのが見え始め、僕はあえて自転車のスピードを落とし、その女の子の顔がじっくりと見えるようにしながら、まだかまだかと自転車を漕ぐこと数十秒、体感では1分ほどかかったと感じるほどの時間もその子の顔を見ることで吹き飛ぶほど、綺麗な顔だった。そう、僕は外国人の気品ある顔が好きなのだ。彼女がなびかせる髪の毛を名残惜しく眺めていた僕はそのまま、何かに衝突して死んだ。多分並木町なので木だろう。後ろを向いていたから、首が変な方向に曲がって、僕はうめくことしかできなかった。最後に聞こえてきたのは先ほどの女の子の英語だけだった。










………あなた、自分の死んだ理由、理解できてるのね



ま、あの子かわいかったですから



関係ないでしょ、でもそうでしょうね、あの子は未来の勇者候補ですもの



勇者?、平和な日本に?



えぇ、もうすぐって言っても後16年後に日本、いいえ、地球にはダンジョンができるのよ



へーー、でも僕死んじゃったんで関係ないですよね、それとあなた誰ですか?



………最初に聞きなさいよ、まーいいわ、それよりもあなた自分の生まれた星がどうなってもいいの?



質問に答えてくださいよ、でも、そうですねー、どーでもいいわけではありません、



……ごめんなさいね、わたし女神名前は無いの、それと、ごめんあなたが死んだ時のこと思いだしてる間に時間がなくなったわ、もう貴方を転生させないと



えぇ、顔も見せてくれないんですか、まー、いいです剣と魔法のファンタジーしてみたかったですし



あらごめんなさい、貴方を生き返らせるのは地球よ、それと、今の地球はモンスターが出るようになってるのよ、本当に下級な雑魚がほとんどだから大丈夫なのだけど、15年後にダンジョンが発生するはずだからがんばってね!記憶はめんどくさいからそのままでいいわ!!!無理なお願いしてるのは申し訳ないから一様鑑定スキルだけあげる!!じゃーね!!ばーいならふぉーぜ!!!!



最後にいろいろ言われて僕は転生した















って、地球に転生かよ


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