表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/101

―1―光の玉

 僕は気が付いたらフワフワ浮いて移動していた。


 何となくわかる。もう少ししたら自分は消滅するんだって……。


 でも、どうしていいかわからない。


 目の前を歩く三人の人影が見える。


 地面は固い岩で、ゴツゴツして歩き辛そう。


 まあ、僕には関係ない。


 というかよく見ると、四つん這いになって進んでいた。いや、登っていた。


 ここ崖なんだ……。


 その一人が崖を滑り落ちる。


 二人が何かを叫んでいるが、僕には何を叫んでいるか理解出来なかった。


 不思議な事に、落ちた人間から『光る玉』が見えた。


 美味しそう――何故か僕はそう思った。


 吸い寄せられた僕は、光の玉を手にする。いや、僕の体に吸い込まれた!


 少し力が漲って来る。

 

 そうか、僕に必要なのは、この『光の玉』だ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ