授業中
「梨香おはよ!」
「あっ!凛花ちゃん!おはよ!」
教室には唯華がいた。
「梨香ちゃんいつになったら気づくのかなぁ。唯華、梨香ちゃんにプレゼントしたのにぃ」
そのとき梨香は何言ってるか分からなかった。
1時間目になった。1時間目は数学だ。
「はい。じゃあ教科書の62p開いてください。」
開けたときだった。落書きされてた。酷い暴言が書かれてた。
隣の席の北村香歩ちゃんが
「梨香ちゃん、その落書きどしたの?もしかして唯華にされた?」
「うん。唯華にされた」
酷い落書きで文字が見えない。
梨香は先生のところに行って
「お腹痛いんでトイレ行っていいですか?」
と嘘を言い教室から出た。
トイレに行って梨香は泣いた。
泣いてたら授業が空いてる3組の大松かなめ先生がトイレをしに来た。梨香に気づいて
「どしたの?」
と聞いたが梨香は
「なんでもないです」
と言って逃げて行った。
目は涙目で教室に戻れない。人がいない体育館裏に行った。
そのときの教室
先生が
「笠木遅いな」
と言ったら凛花ちゃんが
「私、見てきます」
と言った。そしたら唯華がついてきた。
トイレに行ったけど誰もいない。
探してると大松先生が
「どしたの?」
「笠木梨香って子見てないですか?」
「さっき泣いてて声かけたらどっか行っちゃたよ」
「まじか」
「まだ教室に戻ってないの?」
「はい」
「探してみる。教室戻っていいよ」
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毎回、短いですが次話も読んでくれたら嬉しいです