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閑山自撰詩篇

大いなる眠り

作者: 竹井閑山
掲載日:2017/03/31

空気中に漂う霞のような言葉を捉えて

これを書いている

スーパーで安売りのトマトジュースを買ってきた

食塩無添加である

グラスに注いで口に含む

もう少し塩気が欲しいと思った

食塩を適量加え

かき混ぜてから飲んでみた

美味い

トマトジュースとして

充分イメージ通りの美味さである

けれどもここで

もっと美味くならないかという欲求が起ってくる

こいつをブラッディマリーにしてはどうだろう

胡椒を入れ

ウスターソースを加え

ウォッカはないから甲類焼酎で代用し

タバスコもないのでこれはなしで済ませ

一口呷る

うーん それなりには美味い

ま

アルコール飲料だからね

本音でいうと さっきのトマトジュースの方が美味かった

さて これから私はひと寝入りする

歯も磨かず

食器の後片付けもせず

そういう煩雑なタスクはうっちゃらかしたまま

むさぼる眠りの心地よさよ

達成感につつまれてから味わう

眠りの方が満たされるのでは決してない

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― 新着の感想 ―
[良い点] さっきのトマトジュースのほうがうまかったっていう部分にくすっとしました。 [一言] まず食塩無添加のトマトジュースのほうが好きなので塩を入れるのに驚きました。 あともっと美味しくしようと工…
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