一人じゃないから
あかりへんじゃーーー!
「メリーーーーークリスマーーーース!」
「あかり。ちょっと静かに」
「あっうん」
久しぶりだな諸君!みんなのエリートあかり様が帰ってきたぞよ!
ふふふ。よきにはからえ!
「けど驚いたな僕が知らない間にそんなこと・・・気づかなくてごめん」
「いーよー伶ちゃん気にするな!」
「今日は存分に甘えていいからね?」
うっ。そんな満面な笑顔でされても・・・
私は少し考えて両手をさしのべた
「ん?」
「ハグ」
「子供なの?」
「違う!甘えていいって言ったのそっちじゃん!」
「嘘だよ。はい」
そう言って優しくムギュっとしてくれる伶ちゃん
暖かい。あの物置凄く寒かった
怖かった。寂しかった
けど今は温かい・・・
ありがとう皆
私一人じゃないんだね
ここにいて・・・いいんだね・・・
「あかり?もしかして・・・泣いてるの?」
「泣いてない」
「顔見せて」
「泣いてない」
「キスするよ?」
「うっ。泣いてるよ悪い?」
「開き直っちゃったよこの人・・・よしよし」
撫でてくれる伶ちゃん。私はさらに泣きじゃくったのだった
そういえば今日クリスマスか・・・
そうだ!あれ忘れてた!ま、間に合うか
すると
「あら?あかりさんに、伶くん?」
私の宿敵(?)浜田深月がいた
宿敵っていうのは全てこいつには勝てないのだ
スタイルも学力も運動も容姿もなにもかも
だから私は敵対視してる
「あぁ深月さん。こんばんは」
「こんばんは。二人でおでかけ?」
「そうだよ。」
しかも地味にこの二人仲いいし
イラつくかぎり。
「もう!なんで浜田がいんの!帰って!!!」
「はぁ?なにその言い方。」
こうやっていつも喧嘩して負けるのがほぼ定番
でも今日は負けない!
「はいはいやめましょーねーー」
「あ!なにすんの伶ちゃん!これは女の戦いだよ!」
「んなもん知らないよ。ここでやったら近所迷惑」
「うっ・・・」
「私の勝ちだね」
「なんでそーなるのよ!ギャーーース!」
そして私達は結局喧嘩したのだった




