表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

2

少し混乱しながらも、先に進む。

すると今度は人間の足が流れてきた。

見た目の質感、その動き、どう見てもマネキンや人形には見えない。

人間の足、しかも少女の足にしか見えないのだ。

ーーおいおい。

それもそのまま流れていった。

――……。

身体をぶるぶる震わせた。

しばし立ち止まった後、腹を決めた。

目的地はもうすぐなのだ。

するとまた流れてきた。

人間の頭が。

口をいびつに開き、目を見開いた少女の頭が流れてきた。

目を凝らしてみたが、どれだけ見てもほんのすこし前まで生きていた少女の頭にしか見えなかった。

俺は茫然とそれを見送った。

そのまま銅像のように固まっていたが、ふと思いついた。

――疲れているんだな。

月曜から土曜日まで遅くまで残業。

家に帰っても、せわしく短時間で食事をして風呂にはいって寝るだけ。

そのうえ週に一日しかない休みに好きでやってるとはいえ、朝早くからかなり体力を使っているのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ