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ゲボ!
ゲボ!
ウェー!
なんだ!
これメチャ臭いぞ!
おまえ!
何を飲ませやがった?
と
僕に聞いてきた。
僕に糞尿を
口に注ぎ込まれて
奴らは気持ち悪そうだ。
まだ奴らは目が
見えてないようで
何を入れられたか
わからないようだ。
どうだ?
ウンコの味は?
美味しいか?
と
僕は笑いながら
聞いてやった。
すると
糞だって!?
高坂!
勘弁してくれ!
俺たちが悪かった!
と
僕に懇願し始める。
昔から
食べ物の恨みは
恐ろしいという。
まさに
僕にピッタリの言葉だ。
よくも
毎日のように
僕の給食のデザートを
奪い取ってくれたな!
僕にとって
給食は一日で唯一の
まともな食事だったんだそ!
その大切な
僕の命綱の給食を
お前たちはカツアゲしやがって!
と
僕は、さらに
奴ら3人の口に
糞尿を流し込んだ。