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6

呑気に会話する

奴ら3人の座る

ベンチの背後で


僕は一瞬

気を落ち着かせてから

二つの催涙スプレーを

ポケットから取り出して


おい!

お待たせ!

大きな声を出すのと

同時にスプレーを噴射した。


計画通りだった。


僕の大声を聞いて

奴ら3人とも反射的に

ベンチに座ったまま

背後に振り向いてくれた。


その三つの顔に

多量のスプレーが

見事に浴びせられた。


うっ!?


目がいてえ!


高坂だな!


てめえ

なにしやがった?

3人が悲鳴を上げた。


どうやら

僕にヤられたことが

奴ら3人がわかったようだ。


それは

声を聞いたからか?


あるいは

催涙スプレーが

目に入る直前に

僕の姿が見えたのか?


でも

そんなことは

どうだっていい。


自分のことを

隠す必要などないし

どうせわかるんだ。


やったぞ!


もう僕の計画は

成功したのも同然だ。

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