表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/1562

3

こちらからは

向こうは見えるが

向こうからは

よく見えないからだ。


竹やぶの半分ほど

進んだところで

神社の裏庭が見えてきた。


奴らは3人とも

もう揃っていた。


長いベンチに座り

いかにも楽しそうに

話しているのがわかる。


きっと

もうすぐ大金が入ると

信じているんだろう。


しかし

僕は今

金なんて全く持っていない。


財布もカードも

駅のロッカーの中に

リュックごと入れてある。


奴ら3人の姿が

見えた地点から

少し進んだ所で

僕はバケツを置いた。


あまりにも

奴らの近くに置くと

臭いを感じるからだ。


そして

小さなリュックから

催涙スプレーを二つを出して

左右のポケットに入れる


そして

催涙スプレー対策に

目にはゴーグルを付け

大きなマスクも付けた。


まさに

今の状況は

僕には最高だろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ