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いよいよ奴らに天罰を下す1
神社に向かう間
小沢君と野村君と
一緒に過ごした
数々の楽しい思い出。
それが
僕の頭の中に
走馬灯のように
次々と思い浮かんできた。
2人とは
一生の友だちでいようと
僕は心に決めていたんだ。
自分で将来
稼げるようになったら
2人には必ず
恩返しするつもりだった。
それなのに・・・
それなのに・・・
残念だけど
僕は2人と一生の
友だちでいられなくなった。
その理不尽さに
僕は悲しくてたまらない。
僕の目からは
涙が溢れていて
なかなか止まらない。
しかし
僕は冷静に
ならないといけない。
犯行時にも
冷静さを失えば
奴ら3人を半殺しでなく
殺してしまいそうだ。
ここにきて
僕は、もう一つの
計画が加えることにした。
それは
奴ら3人にも
小沢君や野村君と
同じ目に遭わせることだ。