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それからの

2人の会話では

小沢君は言葉少なだった。


それゆえ

2人の会話は必然的に

僕が小沢君を心配して


色んなことを

言い聞かせるような

形になってしまった。


ここに来るまで

僕は小沢君を前にして

なるべく話さないつもりだった。


伝えたいことは

全て手紙に書いておいたし

色々と話しているうちに


賢い小沢君なら

いつもとは違っている

僕に気づくかもしれない。


やはり

どんなに平静を装っても

今日の僕は普段とは違うはずだ。


しかし

今の小沢君の状態だと

僕の異変には気づかないはずだ。


その点だけは

僕には幸いである。


小沢君は僕に

学校に来れなくなった

理由を話してくれた。


自分の中で

何かがプチンと

弾けてしまったようだ。


その理由は

鬼頭、真島、間瀬の

極めて陰湿な行為であった。


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