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それを読めば

僕への児童虐待は

明るみに出るはずだ。


しかも

僕は、あえて

事件を起こすのは


母の再婚相手の

暴力からの腹いせのように

日記に書いておいたんだ。


なので

その点においても

警察や裁判所からも

男は追及されるはずだ。


母の再婚相手のことを

僕は父親とは思っていないが

戸籍上では義理の父親である。


この先

男は監督責任も

問われることになるだろう。


僕は近いうち

死ぬつもりだから

男の今後の苦労を

見ることができない。


それは

少し残念であるが

少しは鬱憤は晴らせる。


僕は昨夜のうちに

犯行後の行動

行く場所や乗る電車も

だいたい決めてある。


とりあえず

飛ぶというのは

逃げるということだ。


この近くにいたら

男の口座から出した

金を使い切る前に

僕は捕まってしまう。

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