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とはいえ

ボランティアで

イジメに苦しむ

子供たちを救いたい。


僕は本気で

そう考えている。


どれだけ

多くの人たちを

幸せにしたかが

人間の真の価値。


そのような

所長の尺度では

そんな僕の志は

立派に思えるんだろう。


まあ

ここの人たちに

過小評価されるよりも

過大評価の方がいい。


ここでは

僕は四年間

親切にしてもらっている。


その恩は

ここの人たちには

返せないだろう。


その代わりに

かつての自分のような

イジメに苦しむ子たちを

救いたいと思うんだろう。


もっと

深く言えば

四年前の僕のように


イジメられっ子たちに

暴力には暴力とは決して

考えてさせないようにしたい。


もしも

自分の身近に

相談できる人がいたら

僕は事件を起こさなかった。


そういう

イジメられっ子が

相談できる人に

僕は、なりたいんだ。

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