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それゆえ

僕の手紙の

内容を額面通りに

受け取ったんだろう。


僕の手紙を読めば

奴ら3人も全てを

水に流すだろうと

職員たちは思っている。


しかし

そんなことは

絶対にありえないと

僕は、わかっている。


むしろ

僕への殺意を

大きくするだろう。


奴らは絶対に

職員たちのように

僕の手紙の内容を

素直に受け取らない。


高坂の奴

こんなことを

どの口が言えるんだ!?


俺たちの体を

不自由にしたのは

お前じゃねえか!

とか

奴ら3人が

怒りまくる姿が

目に浮かんでくる。


となると

奴らの殺意を

手紙で無くそうという

所長の思惑は失敗だ。


しかし

僕は、もう

そんなことなんて

どうだっていい。


殺し屋に

命を狙われる

悪夢を見ようが

ここの生活は最高だ。


退所までの

一年と少しの間

僕は目標に向かって

勉強を頑張るだけだ。


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