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たとえ

小学生の弟や妹に

理不尽なことを言われたり


自分の方が

正しかったとしても

奴らは従うしかない。


なぜなら

口喧嘩しても

結局、最後は

暴力に屈してしまうからだ。


奴らは最後には

家族に泣きながら

許しを請うことになる。


これまでの

奴らの人生では

圧倒的な体格で

周りを屈服させていた。


それなのに

今では立場が

180度変わって

いつも屈服している。


さぞや

奴らにしてみれば

屈辱感があるはず。


それでも

奴ら3人とも家族に

絶対服従しないといけない。


鬼頭と間瀬は

電動車椅子に乗るには

家族の助けは不可欠だ。


乗れなければ

俯せでハイハイして

亀のようにスローに

動くしかないからだ。


貴島の場合も

家族に逆らったら

餌や水を与えられない。


やはり

寝たきりといえど

食欲は我慢できない。


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