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残りの二年近くを
大学受験のために
専念することになる。
そのために
中高一貫校の生徒は
高校を卒業する時には
公立高校の進学校の
生徒たちの一浪二浪分の
勉強量だという。
日本の難関大学の
一般入試というのは
極めて公平なものだ。
一点でも
多く取ったものが
上位に位置付けられる。
そのために
中高一貫校では
生徒たちには
本番で高得点を
一点でも多く取る
受験テクニックを学ばせる。
たとえば
東大でも京大でも
2次試験は難問であり
医学部以外は
50%から55%の得点率で
毎年、合格できるという。
中高一貫校は
それを踏まえての
受験テクニックを
身につけることになる。
たとえば
昔から京大の数学で
二問主義というものがある。
京大入試の数学は
難問であるゆえ
50%前後の得点率で
十分であるという。




