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これまでの

僕の人生の中で

今が一番幸せなんだ。


それゆえ


いつ死んでもいい!

とは

僕は思えなくなった。


少年院にいて

幸せというのは

人には変だと

思われるかもしれない。


しかし

僕にとっては

ここに居ることは

本当に幸せなんだ。


その理由は

何かしらの根回しで

僕が特別扱いされている。


そんなことも

確かにあるだろう。


他の子には

ここでの生活は

厳しい環境に

思えるかもしれない。


ただ

幼い頃からの

僕の将来の夢は


美味しい物を

毎日、腹一杯

食べることだった。


そんな夢が

ここでの生活で

実現しているんだ。


毎日の三食が

僕にとっては

いつも御馳走である。


院内学級での

クラスメイトは

食事に不満を

漏らすこともある。


おそらく

彼らは今まで

いい物ばかり

食べてきたんだろう。

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