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小沢君と野村君が
先月の終わりから
登校拒否になってから
奴らは金ずるが
いなくなってしまい
困っていたようだった。
それで
おい!
高坂!
お前が2人の家に行って
お金を受け取ってこい!
と
2人と仲のいい
僕に奴らは命じていた。
奴らは狡猾で
悪質な人間だ。
自分で直接
2人の自宅に行けば
恐喝がバレてしまう。
なので
僕の手を借りて
金を手にしようとするんだ。
お金さえ出せば
今後、もう二度と
暴行はしないから!
そう伝えて
小沢君と野村君から
お金を貰ってくるように
奴らは僕に強要していた。
なので
僕が金を貰えたと
奴らに伝えたのなら
今日の午後一時
奴ら3人揃って
喜び勇んで神社に
来ると思っていた。
思った通りに
奴ら3人は電話で
必ず行くと僕に約束した。