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それも

逆恨みだよね!


そうだよ!


本来ならば

イジメを訴えても

見て見ぬフリをされた

高坂君が恨むべきだよ!

小沢君と野村君は言う。


その通りだ。


そもそも

イジメを聞いて

対処していれば

僕の事件は起きなかった。


そして

教師3人の生活は

平穏無事だったんだ。


僕は不思議と

医療少年院に入って

鬼頭、貴島、間瀬への

恨みは少なくなってきた。


その理由は

奴らへの復讐を

果たしたこともあるだろう。


しかし

理由は他にあると

僕は、わかっている。


ここでの

一年間の生活が

快適であったこと。


奴らのイジメが

もし無かったら

僕は、ここには

来れなかったはずだ。


そうなると

悲惨な家庭環境で

僕は生き続けたことになる。


自分の将来に

夢も希望も持てず

惨めな人生が待っていた。

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