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それゆえ

自治体の福祉課が

養護学校を勧めたが

ここに復学してきた。


ここで再び

以前のように

校内の不良たちを

束ねるつもりだったんだろう。


そして

仲間の力を借りて

僕を探しだして

殺そうとしたようだ。


しかし

そのような

鬼頭と間瀬の

考えは甘かったようだ。


不良たち

ヤンキーというのは

友達(ダチ)を大切にすると

言われることがある。


しかし

それは違うと

僕は思っている。


なぜなら

真面目になるため

ヤンキー集団から

抜けようとする時には


ほとんどの場合

仲間たちからの

凄惨なリンチを

受けることになるからだ。


もしも

本当の友達ならば

更正を目指す仲間を

笑顔で送り出すだろう。


小沢君と野村君と

僕は互いに心から

相手の幸せを願っている。


そういう関係が

成立しているのが

本当の友達である。

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