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よくモールの中で

まだ立てない赤ちゃんの

ハイハイ競争が催される。


不良たちは

そのハイハイ競争を

鬼頭と間瀬にヤらせたんだ。


その日は

猛暑日であり

屋上はアスファルトで

暑くてたまらない。


そのまま

屋上に居続けたら

熱中症の危険もある。


それゆえ

少しでも早く

奴らも不良たちから

解放してもらいたい。


そう思ったのか

不良たちの命令通りに

ハイハイ競争を始めた。


自衛隊で行う

匍匐前進のようだが

不自由な腕ゆえに

そんなに進まない。


そんな2人を

不良たちは


鬼頭!

負けるな!


もっと

気合いを入れて

ハイハイしろ!


間瀬!

もし負けたら

お前だけを

ここに置き去りにするからな!

とか

大笑いしながら

眺めていたという。


その光景に

小沢君と野村君も

さすがに奴らを

憐れに感じたようだ。



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