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その言葉を聞いて


よし!

わかった!


その言葉を

絶対に忘れるなよ!


これまでの

お前たちの悪行は

水に流してやるよ!


僕たちの優しさに

一生、感謝しろよ!

小沢君と野村君は

勝ち誇ったように

奴らに言い放った。


その時

鬼頭と間瀬は

さぞや屈辱感を

抱いていたことだろう。


なにしろ

ちょうど一年前まで

自分たちの腕力の前に


小沢君も野村君も

全く抵抗できずに

常にペコペコとして

完全服従していたんだ。


それなのに

自分が不自由な

体になったとたんに


小沢君も野村君も

急に強気になって

暴力を振るってきた。


その現実に

鬼頭と間瀬は

自分たちの弱さを

思い知らされたはずだ。


その2人の

仕返しの話を聞いて

僕は信じられなかった。


小沢君も野村君も

虫も殺せないような

心の優しい子であるからだ。

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