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小沢君と野村君は


あなたたちには

もう絶対に逆らいません!

って

言え!


言わないと

これから毎日

こんなふうに

ヤキを入れるぞ!


そんなふうに

鬼頭と間瀬に迫った。


もちろん

鬼頭と間瀬も

不自由な腕を動かし


小沢君と野村君の

ヘッドロックを

必死に外そうとした。


しかし

非力である

小沢君や野村君の

腕力にも敵わない。


鬼頭も間瀬も

命の危険さえも

感じていたようだ。


奴らは今まで

180センチ近い

巨体を生かして

学校を牛耳ってきた。


二年生の時に

三年生さえも

逆らえないほどの

絶対的な存在であった。


なので

暴力を振るうことはあれど

振るわれることは無かった。


ケンカになれば

いつも一方的に

殴りっぱなしだった。


それゆえか

いざ自分が

暴力を振るわれる身となり

得体の知れぬ恐怖があるんだ。

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