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当然ながら

手紙の中には

奴ら3人を殺害するとは

僕は書かない。


さらには

2人の気持ちを

暗くするだろうから

イジメについても書かない。


この一年間の

楽しかった思い出。


そして

友達になってくれた

感謝のみを書くことにする。


ただ

僕がやろうとすることを

それとなく匂わすような

内容もあるかもしれない。


もう大丈夫だから

二学期からは安心して

登校して欲しい。


そんなことを

僕は手紙の中で

2人に伝えたんだ。


大丈夫というのは

鬼頭、真島、間瀬は

もういなくなるからと


僕は遠回しに

小沢君と野村君に

手紙で伝えたことになる。


手紙を書く

理由は他にもある。


それは

2人に会えたとしても

僕は時間も会話も

極力、抑えたいからだ。


もちろん

僕は意識的に

2人の前では

平静を装うつもりだ。

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