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その内容は

小沢君や野村君が

聞いていても

厳しいものだったという。


2人とも一瞬

自分の耳を疑い

その怒声の方向を

振り返ってみたという。


本当に

介助者の声なのか

確認するためだった。


しかし

紛れもなく

その声は介助者だった。


いいか!


君たちは

障害者なんだぞ!


だから

健常者の生徒には

絶対に逆らっては

いけないんだよ!


君たちは今後

世の中の底辺を

這いつくばって

生きていかないといけない。


つまりは

健常者の人たちに

お世話になりながら

生きていくことになる。


となれば

君たちは必然的に

健常者の皆様には


常日頃から

ペコペコと下手に

出るべきなんだ!


いいか!


現実を素直に

受け入れてくれ!


そして

今の自分の

立場をわきまえることだ。


そんなふうに

介助者の男性は

鬼頭と間瀬を

叱責していたという。

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