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そもそも

その話を面会で

伝え聞くことが

規則違反である。


それを

立ち合いの職員は

見て見ぬフリというか

聞いていないフリをする。


しかし

雑誌となると

証拠が残ってしまう。


それゆえ

僕の事件に関しては

黒塗りせざるをえない。


職員たちだって

自分と家族の生活を

守らないといけない。


さらには

事件に関係ない

人には手紙は出せないという。


僕が手紙を出せるのは

家族と被害者の3人と

決まっているらしい。


そんな奴らに

手紙なんて出すか!

ここに来てから

中学生の頃には

僕は思っていた。


しかし

小沢君と野村君の

勧めもあったことで


僕は高校生になり

奴ら3人に何度か

手紙を出すことになる。


職員たちも

被害者たちへの

手紙を欠くことを

快く受け入れてくれた。


ただし

こちらの住所は

記することはできないし

返信は貰えない。

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