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たとえば

自分の事件について

心からの反省でなくても


高坂君の言葉に

絶対に嘘は、ない!

僕を何も疑わず

その言葉を額面通り

受け取ってくれる。


僕が、ここで

やることなすこと

全て好意的に

受け取ってくれる。


一度、形成された

固定観念というのは

簡単には崩れないもの。


おそらく

僕は入所中は

快適に過ごせるだろう。


不安なのは

むしろ高卒後に

出所してからだ。


まあ

それまでには

まだ時間はあるから

ゆっくり考えればいい。


というわけで

入所してから

一年経過した時に


僕は所長に

入所期間の延長を

直談判に行ったんだ。


ところが

もう誰かの

根回しによって


僕が高校卒業まで

ここに居られるのは

もう決まっていたんだ。


それを聞いて

僕はホッとして

今後の頑張りを

所長に約束した。


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