表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
352/1611

47

その理由は

ここでの生活が

長くなるにつれて

僕には、わかってきた。


所長を始めとした

ここの職員たちは皆

僕に固定観念を

持っているようだ。


こんな表現は

適切とはいえないと

思うかもしれないが・・・


僕への先入観が

固定観念となって

今に至っている。


その先入観は

マスコミ報道から

形成されたものだ。


この医療少年院に

僕が入所した時には

事件から4ヶ月近く

もう経過していたんだ。


その間には

情報週刊誌が

僕の事件を面白おかしく

記事にしていたはずだ。


身柄確保されて

僕は一回分しか

雑誌を見れなかったが


だいたい

その後の記事の

内容は想像できる。


このことは

あの松山さんも

推測していたのだが


加害者である

イジメられっ子の

僕に過剰といえる

同情的な記事にする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ