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医療少年院とは

治療と同時に

更正、矯正教育を

行うところである。


僕の場合

犯行の残虐性から

医療少年院送致となった。


身柄確保後

児童支援施設で

僕は精神鑑定を

受けることになった。


医療少年院でも

何度か受けた。


その結果は

当然ながら

正常であった。


自分のことを

僕は精神異常者だと

思ったことなどない。


この子の犯行は

極度の空腹による

一時的な感情の

乱れから起きたもの。


治療の必要なし。


それが

医療少年院の

判断であった。


矯正にしても


高坂君は本来

ここに来るべき

少年ではない。


近いうちに

社会復帰できる。


それが

僕が入所して

半年ほど経った頃の

所長の評価であった。


となれば

原則でもある

二年間で退所になり

社会復帰が妥当とのこと。


ただ僕は

所長との面談で

入所期間の延長を希望した。

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