表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
330/1604

25

それまで

親思いの2人は

心配させまいと


ずっと家族に

イジメの被害を

内緒にしていたんだ。


しかし

僕のことを頼むには

イジメは内緒にできない。


具体的には

2人は父親の力で

僕の居場所を探し出し

面会に行きたいこと。


それを

父親に頼んだんだ。


ところが

居場所はわかっても

僕に会いにいくことに

2人の母親が難色を示した。


そうなることも

小沢君と野村君は

予想できていたそうだ。


小沢君の家は

父親は公認会計士で

地元の名士で面あり

体裁や格式に拘る。


野村君の家も

何代も続いている

地元で有名な内科の

開業医であるからだ。


少年法により

僕は罪を犯した

少年ではないものの


世間を賑わせた

事件の加害者なのは

変わらない事実である。


そんな子に

会いにいっては

我が家の名誉に

傷がついてしまう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ