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医療少年院に

入所しているのは

心身に課題を抱える少年。


知的障害者もいる。


ノイローゼ

精神的に病んで

自傷行為をする者。


さらには

他の人を理由なく

殴る他傷行為をする者。


夜中に大声を上げ続ける者。


そんな少年たちが

全国から集まっている。


それゆえ

医療少年院は

ほぼ個室であるんだろう。


おそらく

院の配慮であろう。


入所者の中で

僕が接点を持つのは

治療と更生が終了間近の

ごく普通の子だけだった。


なので

僕との会話は

普通に成立した。


中には


どうして

この男の子は

ここに入ってきたんだろう?

話していても

不思議だったこともある。


ただ

それは相手の方も

僕と話していると

同じように思ってたようだ。


もちろん

僕の入所理由は

他の入所者は知らない。


というか

暗黙の了解とかで

聞かないことになっていた。


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