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13

それは

医療少年院の

職員たちも、また

同じであったようだ。


高坂くんは

本来は事件を

起こすような子ではない!


ここで

必ず立ち直って

立派な人間になれるはず!

職員たちは

僕を最初から

好意的に見てくれた。


医療少年院での

僕の厚待遇には

もう1つ理由がある。


それは

ある人たちからの

手回しであった。


ある人たちのことは

後で詳しく話したい。


職員たちは

はっきりとは言わないが

僕は特別待遇されたようだ。


その証拠に


食事の内容とか

自分の待遇面を

他の入所者には

絶対に話さないように!

僕は職員に

口止めされていた。


入所して一年半

僕は中学卒業までは

院内教室に通っていた。


他の入所者とは

そこで顔を合わせ

雑談することもあった。


自分の食事などの

待遇のことだけは

話してはいけないと

職員に言われていた。


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