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9

それからの

僕の処遇は

松山さんの

推測通りとなった。


児童支援施設で

数ヶ月を過ごしてから

医療少年院へと

僕は送致された。


心身に課題を抱える少年。


犯行の内容から

それに該当すると

僕は判断されたようだ。


医療少年院に入る頃

もう晩秋になっていた。


結果から言うと

僕は医療少年院に

大学進学する時まで


なんと

四年半ほどの

長期間、入所していた。


中2の途中から

高3の終わりまで

院内で青春時代を

過ごすことになった。


囲われの身は

さぞ苦しかったし

ツラかっただろう?

思う人がいるかもしれない。


僕も入所前は

ある程度の苦労は

覚悟していたんだ。


しかし

その環境は

僕にとっては

天国であった。


それまでの

自分の13年強の

悲惨な人生に比べたら

天と地ほどの差があった。

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