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8

というか

そんなことには

警察官は興味ないし

聞く必要ないようだ。


僕に対して

警察ができることは

保護が必要な少年として

児童相談所に渡すことだけだ。


当然ながら

警察は少年法を

よく知っている。


13歳の僕は

罪を犯した少年に

該当しないことは

知った上での対応である。


僕の犯行について

警察官は咎めたり

反省を求めたりもしない。


それに

会話しながら

なんとなくであるが

僕への同情が伝わってくる。


かなり長かった

事情聴取が終わると


これから

児童相談所対応になるけど

心配しなくてもいいからね!


どこに行っても

今までとは違って

食事は腹いっぱい

食べさせてもらえるから!

とか

僕を励ましてくれる。


さらには

まだ昼前であるが

近所の喫茶店から

出前を取ってくれた。


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