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やはり

僕は興味があるので

さっき売店で買って

松山さんと読んでみた。


すると

まさに僕を

イジメっこ子たちの

英雄に仕立てる内容だった。


その雑誌は

昨日の二社のような

大手の出版社では、ない。


それゆえか

何でもありで

僕の悲惨な家庭環境


奴ら3人のイジメを

実際のものよりも数倍

残忍かつ陰湿に書いてある。


しかも

デタラメな記事を

僕のクラスメイトの

証言になっているんだ。


なので

国内の読者は皆

記事を信じるだろう。


そして

記事を読めば

大半の読者は


悪いのは

被害者である

3人の不良の方だ。


加害者の少年は

全く悪くないし

お気の毒である。


キレるのも当然だ。

とか

思うようになる。


そういう感情が

世論となるんだと

松山さんは言うんだ。


というわけで

自分が今後

どうなるのかは

不安では、ない。

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