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僕は翌朝
ホテルで松山さんと
朝食を食べていた。
僕は昨夜
かなり遅くまで
松山さんと話していた。
ただ
その後は普通に
眠れてスッキリしている。
食欲も旺盛で
朝食バイキングを
何度もお代わりしている。
そのことを
松山さんに伝えると
やはり
高坂くんは
肝っ玉が据わってるな!
と
僕の食べっぷりを
見ながら感心している。
松山さんと
昨夜、話してみて
今の僕には不安は
完全に無くなっていた。
現在の僕が
これ以上は
落ちる所はないのが
わかっているからだ。
不謹慎ながら
少なくても
ご飯だけは腹いっぱい
食べさせてもらえるはずだ!
と
児童支援施設とか
医療少年院に行くのが
僕は楽しみなほどだ。
見たところ
松山さんは昨夜
あまり眠れなかったようだ。
おそらく
寝る前に色々と
僕の今後のことを
考えてしまったんだろう。