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24

さらには

犯行計画を

考え始めた時には


計画を完遂したら

すぐ自殺しようと

思っていたこと。


しかし

その考えは

今は変わったこと。


そして

東京に行ったら

自分で警察に行くと

もう決めていること。


そんなことも

包み隠さずに

松山さんに話した。


ふと気づくと

いつしか僕の目から

涙が溢れ落ちている。


松山さんは

僕の長い話が終わるまで

無言で聞いていてくれた。


僕が話の最後に


だから

来年の夏には

松山さんと旅行に

行けないんです!


残念だけど

友達にもなれません!

僕は涙声で伝えた。


すると


何を言ってるんだ。


2人で旅行なんて

この先、いつでも

行けるじゃないか。


来年は無理でも

5年後、10年後だって

僕は、かまわないんだ。


僕は高坂くんと

また旅行がしたいんだ!

松山さんが

身を乗り出して

僕の手を握ってきた。

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