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ということから
自分の中にある
とんでもない暴力性を
僕は自覚していた。
数日前には
奴らに暴力を
振るわれている時
僕を本気で
怒られせると
大変なことになるぞ!
と
僕は忠告してやった。
自分としては
彼らに対しての
最終通告でもあった。
もしも
その僕の言葉に
彼らが暴力を
止めたのならば
さらには
小沢君や野村君への
イジメも止めてくれたのなら
これまでの
彼らの悪行は
許すことも考えていた。
しかし
その僕の言葉を
鬼頭、貴島、間瀬の
3人は無視をした。
おい!
高坂!
俺たちは
お前を怒らせたって
ぜんぜん恐くねえよ!
と
奴ら3人は
薄笑いを浮かべて
さらに僕への
暴力を加え続けたんだ。
その時に
僕は確信した。
おそらく
近いうちに
こいつら3人を
殺すことになるだろうと。