表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
253/1753

74

まさに

商魂たくましいと

僕は呆れてしまう。


しかし

出版社だって

慈善事業では、ない。


なので

利益を上げないと

成り立たないんだ。


おそらく

来週からの号でも

この事件の詳細を

小出しにしていくはずだよ!

松山さんは言う。


被害者3人の

僕へのイジメを

でっち上げたりして

大袈裟に書くんだろう。


さらには

僕の悲惨といえる

家庭環境も誇張して

読者に伝えるつもりだろう。


きっと

世論の9割は

加害者の少年の方に

味方、共感するだろうね!

とも

松山さんは推測する。


それでも

残りの1割は

過剰復讐と非難すると

松山さんは言う。


一つの雑誌の

記事の終わりには

来週号で容疑者少年の

日記を公開するとある。


それも

僕にとっては

願ったり叶ったりである。


いじめられっ子の

ヒーローの日記を

読者も読みたいはずだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ