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この世に

僕が死んでも

困る人は、いない。


親しくしてくれた

小沢君や野村君は

悲しむかもしれないが

困ることなどない。


これが

普通の人ならば

死んでからのことも

考えてしまうだろう。


自分一人のことは

死んだら終わりだし

後のことはどうでもいい。


しかし

愛する家族がいる人なら?


たとえば

人を殺してから

自殺するとしても


残された家族が

世間の批判などに

晒されたりするはず。


しかし

僕の場合は

そんなことは

全く考えなくていい。


実の母親はいるが

小学生の頃から

育児放棄状態である。


一応は同居しているが

再婚した相手の男と共に

いつも僕を疎んでいる。


なので

僕が人を殺して

自殺したとする。


その後に

母や再婚相手の男が

監督不行き届きなどで


世間に批判されようが

マスコミに追い回されようが

僕は、どうだっていい。

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