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そんなわけで

夕食中にテレビで

自分の事件を見ながら


僕は松山さんに

少年法のことなどを

教えてもらった。


もちろん

松山さんは

僕が事件の少年が

全く想像していない。


とはいえ

あまり詳しく聞くと

怪しまれるような気がして

一旦、事件の話を止めた。


しかし

もっと知りたくなり

僕は少年院のことなど

松山さんに聞いていたんだ。


そのうちに

自分が事件の当事者だと

松山さんに打ち明けたい

衝動に襲われていた。


もちろん

僕は思い止まって

実際には話さなかったが


このまま

二人で旅を続けていれば

話してしまいそうな気もする。


思えば

もう今夜で

松山さんと一緒に

泊まるのは12泊目だ。


松山さんとは

日ごとに打ち解けて

長年の友人のような

気にもなっている。


とにかく

僕と松山さんは

波長が合うようだ。

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