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しかし

僕の今後の人生は

どのみち惨めなもの。


となれば

奴ら3人に勝ったと

とても言えないだろう。


たとえ

今後の奴ら3人の

人生が悲惨なものとなっても

僕とは痛み分けといえる。


しかし

13歳であるゆえに

罪を犯した少年に

僕は該当しないんだ。


これも以前

何かの雑誌で

読んだことがあるのだが


少年院では

前向きに頑張る子は

高校に行かせてもらえたり

色んな資格も取れる。


そのために

職員たちは全力で

サポートしてくれるという。


となれば

僕の今後の人生は

頑張り次第では

好転するかもしれない。


今の時点では

何の根拠もないが

そんな希望を

僕は持ち始めたんだ。


もしも

僕が将来

楽しい人生を

送れたとしたら


そのことこそが

鬼頭、貴島、間瀬に

勝ったことにもなり

復讐にもなるだろう。

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