表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
225/1611

46

というわけで

北海道に来て8日目

2人での旅の10日目


予定の通りに

僕は松山さんは

再び小樽に移動した。


行きと同じだように

今夜は小樽のホテルに

宿泊するつもりである。


自分の犯行が

ついに今朝になり

明るみに出たことで

僕は変わっていないはず。


というか

僕は意識的に

平静を装っている。


昨日まで同様

食欲旺盛であり

松山さんとも楽しく

会話できている。


ただ

僕の心境が多少

変わったことは否めない。


たとえば

昨日までは心底

非日常を楽しんでいたが


今日からは

日常に戻ったような

気持ちになっている。


具体的に言うと

昨日までは事件のことを

完全に忘れる時があった。


その時のその時の

楽しさを何も考えず

純粋に味わっていた

時間もあったように思う。


しかし

今日になって

そういう時間はない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ